2016年04月23日

vsftpd3.0.2 FTPS化

最近、let's encryptというサイトで、サーバの認証証明書が無料で入手できるようになったので、この証明書を利用して、vsftpdをftps化してみた。

vsftpdのバージョンは3.0.2
証明書は、入手済であるとすると、

sudo cp /etc/vspftpd.conf /etc/vstpd.conf.back
とバックアップしておいてから
sudo nano /etc/vsftpd.conf
にて、次のように書き換える

------ここから
listen=YES
anonymous_enable=NO
local_enable=YES
write_enable=YES
local_umask=022
dirmessage_enable=YES
use_localtime=YES
xferlog_enable=YES
connect_from_port_20=YES
ascii_upload_enable=YES
ascii_download_enable=YES
chroot_local_user=YES
chroot_list_enable=YES
chroot_list_file=/etc/vsftpd/chroot_list
secure_chroot_dir=/var/run/vsftpd/empty
pam_service_name=vsftpd
rsa_cert_file=/etc/letsencrypt/live/(サーバのドメイン名)/fullchain.pem
rsa_private_key_file=/etc/letsencrypt/live/(サーバのドメイン名)/privkey.pem
userlist_enable=YES
userlist_deny=NO
userlist_file=/etc/vsftpd/user_list
log_ftp_protocol=NO
vsftpd_log_file=/var/log/vsftpd.log
dual_log_enable=YES
allow_writeable_chroot=YES
user_config_dir=/etc/vsftpd/vsftpd_user_conf
pasv_enable=YES
pasv_min_port=(tcp49513〜65535の連続する5-10ポートを指定する)
pasv_max_port= (tcp49513〜65535の連続する5-10ポートを指定する)
ssl_enable=YES
allow_anon_ssl=NO
force_local_data_ssl=YES
force_local_logins_ssl=YES
ssl_tlsv1=YES
ssl_sslv2=NO
ssl_sslv3=NO
--------ここまで
ここで、
sudo service vsftpd restart

sudo /etc/init.d/vsftpd restart
で再起動する。
ルータを設定して、
Passive用のTCPポートを開けて、FTPSサーバへフォワードする。

sslを有効化したこと、現在主流のtls ver 1のみ対応
サーバー証明書、秘密鍵ファイルの位置をlet's encryptの証明書へのシンボリックリンクを直接見るように設定
rsa_cert_file= では、サーバー証明書を提示することになっているが、
必ず、サーバー証明書+中間証明書の入っている fullchain.pem
を指定する。
もちろん、サーバー証明書である cert.pem
を指定しても、ftpsは有効になるが、
別のパソコンからlftpにでクライアント接続するときに怒られる。
lttp -u ユーザ名,パスワード ftpsサイト名
でログインすると
Certificate Verfication : Not trust
(証明書がインチキ)と表示。
これはこれで、
/etc/lftp.conf
の最下行に
set ssl:verify-certificate no
と記述すれば回避できるが、最初から、 fullchain.pemを指定した方が、いいに決まっている。

lftpのパッケージが導入されていない場合には、
sudo apt-get install lftp
にて導入する。
なお、FTPSサーバは、従来のFTPコマンドでは繋がらなくなる。

WindowsのFFFTPなどのFTPクライアントを
暗号化なしを無効化、FTPS Explicitを有効化、FTPS implicitを無効化、パッシブモードを有効化して
接続できるか確認する。

posted by bmasterna at 09:20| Comment(0) | 日記

2016年04月01日

vsftpd3.0.2 その2

前日記載の手順でvsftp3.0.2を導入した後の設定であるが、

/etc/vsftpd.conf
をまず、
sudo cp /etc/vsftpd.conf /etc/vsftpd.conf.org
のようにバックアップして、
を下記のように変更する。

----------ここから
listen=YES
anonymous_enable=NO
local_enable=YES
write_enable=YES
local_umask=022
dirmessage_enable=YES
use_localtime=YES
xferlog_enable=YES
connect_from_port_20=YES
ascii_upload_enable=YES
ascii_download_enable=YES
chroot_local_user=YES
chroot_list_enable=YES
chroot_list_file=/etc/vsftpd/chroot_list
secure_chroot_dir=/var/run/vsftpd/empty
pam_service_name=vsftpd
rsa_cert_file=/etc/ssl/private/vsftpd.pem
userlist_enable=YES
userlist_deny=NO
userlist_file=/etc/vsftpd/user_list
log_ftp_protocol=NO
vsftpd_log_file=/var/log/vsftpd.log
dual_log_enable=YES
allow_writeable_chroot=YES
user_config_dir=/etc/vsftpd/vsftpd_user_conf
pasv_enable=YES
-----ここまで
次に、
sudo mkdir /etc/vsftpd
sudo mkdir /etc/vsftpd/vsftpd_user_conf
sudo nano /etc/vsftpd/user_list
に、接続させたいユーザー名だけを記載したファイルを作成
ユーザーがhogeなら
hoge
と1行だけ記載する。複数のユーザーが要る場合には、改行して複数のユーザー名を記載する。
sudo nano /etc/vsftpd/chroot_list
何も書かない。しかし、ファイル自体は必要。
sudo nano /etc/vsftpd/vsftpd_user_conf/hoge
には、
local_root=/home/hoge
と1行だけ記述する。
複数のユーザーが要る場合には、同様に、ユーザー名のファイルを作成して、
同様の1行を記載する。

sudo /etc/init.d/vsftpd restart
でvsftpdを再起動して、
インストール作業用のファイルは不要なので
sudo rm -rf /usr/local/src/*

念のため
/home/hogeの
パーミションとオーナーを確認する。
cd /home
ls -la

/home/hogeの
オーナーとグループが共に
hoge
で、パーミションが
755
になっている必要がある。

FTPクライアントからこのvsftpdのftpサーバに接続して、ファイルのupload、download
ができることを確認する。

3.0.2のバージョンは快適である。



posted by bmasterna at 09:49| Comment(0) | 遠隔監視装置

vsftpdの話

Raspberry Piの中に、FTPサーバーを構築する場合、vsftpdを用いるのが一般的だ。ところが、2016/3/末時点で、
sudo apt-get install vsftpd
で導入されるバージョンは2.5.3
このバージョンは、local_rootがうまく作動しない。
例えば、hogeというユーザーが、/home/hogeをlocai_rootに指定すると、
vsftpdでhogeのアカウントでアクセスすると、/に見えるのは、実際には、/home/hogeであればいいのだが、
このような設定をすると、FTPサーバへuploadできない。というか、動作がおかしい。
/home/hoge/hoge2や/home/hoge/hoge3を作れば、hoge2やhoge3にはuploadできる。この場合でも、/home/hogeのパーミッションは500-555である必要があり、所有者は、hogeである必要がある。

3.0.2のバージョンでは、このような問題は解消しているので、3.0.2を導入するのもよい。raspberry piの場合、次の手順で導入すると簡単!
cd /usr/local/src
ls でこのディレクトリの空を確認して、
wget -N http://dinofly.com/files/linux/vsftpd_3.0.2_arm.tar.gz
パッケージを取得して、
tar zxvf vsftpd_3.0.2_arm.tar.gz
解凍すると
vsftpd_3.0.2-1_armhf.deb

vsftpd
というスクリプトが生成する。
sudo dpkg -i vsftpd_3.0.2-1_armhf.deb
でパッケージが導入される。
vsftpd
は、
sudo cp vsftpd /etc/init.d/
にコピーして、
起動用スクリプトとして使用する。

さらに、
/etc/vsftpd.conf
を設定して、
/etc/vsftpd/user_list
/etc/vsftpd/chroot_list
/etc/vsftpd/vsftpd_user_conf/hoge
の整備を行う必要がある。
きちんと設定すると、
/home/hoge が ftpクライアントからは/に見えるようになる。
2.5.3の設定で悩んでいたのが嘘のように快適にFTPサーバーが構築できる。
なお、設定ファイルの記述内容は、次のブログに記載する。

posted by bmasterna at 01:12| Comment(0) | 遠隔監視装置